東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県で刑事事件専門の弁護士をお探しなら

渋谷青山刑事法律事務所

初回相談無料。東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県に対応

  • 0120-135-165

  • メール相談はこちら

罪名別解説

痴漢犯罪(迷惑行為防止条例違反)について

<痴漢について>
痴漢とは、人に対して性的な言動や卑わいな行為などの性的嫌がらせをすることです。相手の身体に直接触れて,手で下半身やお尻,胸,太股などを撫で回すことはもちろん,衣服や下着の上から相手の身体を触ることも痴漢行為になります。また,相手の背後から密着して、身体や股間を執拗に押しつける行為や衣服のボタンやブラジャーのホックなどをはずす行為も痴漢行為となります。
このような痴漢行為の中でも,服の上から女性の体を触ったり、女性の太腿を直接触ったりするなどの犯行態様であれば,各都道府県で定められている迷惑行為防止条例違反にとどまりますが,女性の陰部を直接触るなどの悪質な態様の痴漢行為になれば,刑法の強制わいせつ罪になります。
また,痴漢行為をする方法として,衣服を切り裂いたり,痴漢行為中に精液を衣服に付けたりした場合には,別に器物損壊罪(刑法第261条)が成立することもあります。迷惑行為防止条例違反に当たらない程度の痴漢行為については,暴行罪として事件化されることがあります。

<痴漢に関する条文>
・公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例(東京都)
第5条 何人も、正当な理由なく、人を著しく羞恥させ、又は人に不安を覚えさせるような行為であつて、次に掲げるものをしてはならない。
1 公共の場所又は公共の乗物において、衣服その他の身に着ける物の上から又は直接に人の身体に触れること。

・神奈川県迷惑行為防止条例
第3条 何人も、公共の場所にいる人又は公共の乗物に乗つている人に対し、人を著しく羞恥させ、又は人に不安を覚えさせるような方法で、次に掲げる行為をしてはならない。
(1)衣服その他の身に着ける物(以下「衣服等」という。)の上から、又は直接に人の身体に触れること。

・埼玉県迷惑行為防止条例
第2条
4 何人も、公共の場所又は公共の乗物において、他人に対し、身体に直接若しくは衣服の上から触れ、衣服で隠されている下着等を無断で撮影する等人を著しく羞しゆう恥させ、又は人に不安を覚えさせるような卑わいな言動をしてはならない。

・公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例(千葉県)
第3条
2 何人も、女子に対し、公共の場所又は公共の乗物において、女子を著しくしゆう恥させ、又は女子に不安を覚えさせるような卑わいな言動をしてはならない。男子に対するこれらの行為も、同様とする。

<罰則(法定刑)>

痴漢の罰則(条例違反の場合)都県別 常習でない場合(単純) 常習の場合
東京都
(公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例)
6月以下の懲役または50万円以下の罰金 1年以下の懲役または100万円以下の罰金
神奈川県
(迷惑行為防止条例
1年以下の懲役または100万円以下の罰金 2年以下の懲役または100万円以下の罰金
埼玉県
(迷惑行為防止条例)
6月以下の懲役または50万円以下の罰金 1年以下の懲役または100万円以下の罰金
千葉県
(公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例)
6月以下の懲役または50万円以下の罰金 1年以下の懲役または100万円以下の罰金

痴漢であっても,強制わいせつ罪にあたる場合には,6月以上10年以下の懲役となり,罰金刑がありません。
そのため,被害者との間で示談ができないと,公判請求すなわち裁判となってしまいます。

0120-135-165

メール相談はこちら

初回相談無料。まずはご相談ください。